アステラス製薬インタビュー10:CPP学習に必要なのは ”置き換える力”~業務に活かせる参考書になるまで~

アステラス製薬株式会社 調達部 マニュファクチュアリング&サプライチェーン 課長 原薬担当・ロジスティクス担当 中島 英之様(CPP-A級取得)に資格取得の背景やご活用についてお伺いしました。

(※以降敬称略、所属・役職は2021年12月20日時点)

吉田
お時間も大分いただいていますので、クロージングに移らせていただければ思います。
CPPガイドは電気電子業界や組み立て産業に関する内容に触れていることが結構ありますし、恐らく中島さんも感じられる部分があったかと思います。
最近はあまり聞きませんが、以前は「うちの業界にはCPPは適用できない、関係が無い」といったご意見をいただいたりもしました。
御社は医薬品業界ですが、中島さんはCPPガイドの内容をどのようにして理解していったのか、役立つものにしていったのかを教えてください。

中島
おっしゃる通り、組み立て産業が前提で書かれているのかなという部分もありましたが、自分自身の業務に置き換えましたね。
例えば「部品」という単語を、私の業務の「原料」に置き換えて取り組むと、自分自身の業務に通じる内容になったりしました。業界が違えども、汎用性を持たせてある内容だと思いますので、必ず自分の業務に落とし込めるところがあると思います。

吉田
最後に、どのような方がCPPを取り組まれた方が良いか、中島さんのお考えを教えてください。

中島
そうですね…、調達部門に異動してきた方や入社して配属された方にとって「何が社内の流儀で、何が業界の流儀で、そして何が購買調達の世界で汎用的なのか?」といった、そのあたりの線引きや区別を体系的に学べることができます。
業務を経験している人も、より理解が深まると思います。
言い換えると「仕事を進める上での視野や知識がとても広がるツール」として非常に役立つものだと思いますので、そこを学習と受験のモチベーションにしていただければと思います。

吉田
本日はありがとうございました。

中島
こちらこそ、ありがとうございました。

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