江崎グリコ株式会社インタビューその5 | MBAにも精通する内容が書かれているCPPガイド…、”あるべき姿を考える癖”とは?

江崎グリコ株式会社 グループ調達部の方々へ、CPP資格制度の導入やご活用について事務局がお伺いしました。
グループ調達部 部長 森田裕之 様、秋山幸司 様
(※敬称略、所属・役職は2021年 4月13日 時点のもの)

森田
MBAの教科書に書いてあるようなことが、CPPガイドのマネジメントや問題解決手法などに書いてありました。マネジメントのナレッジが、非常に汎用性の高く、しかもレベルの高いものが分かり易く書かれているな、と思います。

秋山には、資格のRepresenter(リプレゼンター)として勉強会を開くなど、部内に展開をしてもらっています。

在宅勤務など、なかなかメンバーのエンゲージメントが上がりにくいご時勢で、試験対策の勉強会を通じて、試験に合格するという一つの目標に向かって、部内コミュニケーションを上げていくというようなことにも、活用できているところがあります。

合格するということは非常に明確な目標になりますので、「1つの方向に向かって走りやすいな」と思っていました。

ほとんど、リモートでやっていたんだよね、秋山さん?

秋山
そうですね。緊急事態宣言中、在宅勤務の中、リモートで皆やっていました。

その中でもちろん 合格という共通の目標を持ちながら行っていたのですが、回を重ねることに「学習を実務応用にできないかな?」といったモチベーションに変わってきた、と体感しましたね。

例えば「うちの会社で実際に応用するとしたら、こういう事例だよね」っていう議論が自然発生していき勉強会を通じて、合格しよう、実践応用しようという気持ちにマインドセットされる場になった、という印象です。

勝田
自分たちのその業務と照らし合わせる中で、皆さんのモチベーションの高まりや、理解が深まっていった、ということですかね。

秋山
そうですね。”あるべき姿を考える癖”がついた、と感じています。

吉田
ありがとうございます。CPPには業界の事例が書かれていますが、自社に置き換える力…、置き換え力とでも言いますか、外の情報を知っていないと簡単ではないかと思うのですが、普段のアンテナのはり方とか、トレーニングされていること等ありますでしょうか?

森田
そうですね…、直接の答えになるかどうかわかりませんが、江崎グリコには食品業界や、それ以外の業界からも様々なキャリアをもった方が多く入社しています。

そういった点では、意見が言い易く、お互いをリスペクトするみたいな社風ですので、ダイバーシティのある組織だと思います。社員が“創業の精神”を理解して、共感した人間たちが来ているので、”ベクトルが同じ方向に向きやすい”のだと思いますね。

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