横河マニュファクチャリングインタビューその8|「スキルを持っています」という自信とは?
「必ずしも無謀な交渉しているわけではなく、分析などをして、しっかり準備をして望んでいます」と言えます。
横河マニュファクチャリング 館慎吾さん(技術購買部 購買管理課 課長)、関根 徹也さん(技術購買部 購買管理課)にお話を伺いました。日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
「スキルを持っています」という自信とは?
安部
CPP・B級資格、A級資格を取得され、実務や管理的なお仕事の中で、どのようにお役立ていただいていますか?
館
やはり戦略を企画する部分で役に立っています。
私の立場ですと、サプライヤーマネジメントです。
また、実務としてはサプライヤーと交渉する際のスペンドアナリシスでしょうか。コスト分析も大変役に立っています。
安部
サプライヤーさんの商品についてはサプライヤーさんの方が知識は深いと思いますが、そこに対して「調達の視点」から自信を持つと接し方が変わるのかもしれませんね。
館
気持ち的な部分の影響があると思います。
我々は商品に関する知識はサプライヤーには勝てないですけれども、バックグラウンドとして調達の知識を持っているので、「必ずしも無謀な交渉しているわけではなく、分析などをして、しっかり準備をして望んでいます」といえると思います。
安部
サプライヤーさんもCPPを知っていたら、信頼がおける証明にもなるのかもしれませんね。
館
ぜひ名刺に記載したいと思っています。
あるサプライヤーの方がCPP資格を持っており、名刺をいただいた際に「実は私も持っています、A級を持っています」といえたのは良かったですよ 笑
安部
サプライヤーの立場としても、バイヤーがどのようなことを考えながら業務にあたっていらっしゃるかを知ることはすごく有効だなと思います。
館
その方は名刺にもCPPと記載されていましたしね。
安部
そうですか。バイヤー側も「これはちょっと手強いぞ」と思ってしまうかもしれませんね 笑
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