明電舎インタビュー8:資格取得後の目標とは?
株式会社明電舎 調達本部 企画管理課 シニアエキスパート 山下 恵嘉様(CPP-A級資格取得)と調達本部 EV調達部 EV調達課 主任 保坂 直輝様(CPP-B級資格取得)に、資格取得の背景やご活用についてお伺いしました。
(※以降敬称略、所属・役職は2021年12月21日時点)
吉田
ありがとうございます。お二方にお伺いしたいのですが、これからの会社への貢献、キャリアアップ等今後の目標等ありましたら教えてください。
保坂
私は、子会社から出向で来ているので、いつかは戻ることになります。
戻った時、今学んでいるCPPの内容を体系だって整理して、子会社でも標準化できるように展開していければと思っています。
吉田
正に、今、山下さんがやられているような活動を引き継いで、展開されていこうと考えていらっしゃるのですね。
山下さんはいかがでしょうか。
山下
あと何年いられるかは分かりませんが、それまでは社内教育を充実させ、知識・ノウハウの継承に貢献していきたいと思っています。
今も、新しいものはどんどん取り入れていますが、これから出てくる新しいものも有効活用できるかどうか検討して、積極的に取り入れていきたいと思っています。
勝田
資格取得後の継続学習やスキルアップで何かされていること等ありますでしょうか。
山下
そうですね。具体的には現状無いのですが、もしかしたら、その年に資格取得した人が次の年の講師をすると、自身の理解を再確認することにも繋がるのかな、と考えています。
吉田
ありがとうございます。最後に、CPPの学習に取り組んでいる方にお一言ずつコメントを頂ければと思います。
保坂
今回受験してみての感想ですが、受けるタイミングが重要と感じます。
私は調達業務に約7年間携わっていますが、調達の経験がある程度無いと合格が難しいと思います。あまり早く取得しても、単に知識を詰め込むことになると感じていて、業務との結びつきを理解しながら学習すると効果的かと思います。
経験を積んだ後に、CPPの学習に取り組むと「今までの業務の振り返り」「新しい発見」「苦手な分野の集中学習と克服」ができると思います。
私は、最初は少しネガティブな印象を受けたと言いましたが、絶対自分のタメになる内容なので、今から受ける方は頑張ってほしいなと思います。
山下
CPPは非常に範囲が広く、きちんと内容を理解していないと回答することが難しい試験なので、テストのために暗記するような学習では合格はできないと思います。
何よりも、”一番は本人のやる気”だと思います。長年、社内教育を受け持ってきましたが、やらされ感のある人は真面目にやらないですし、一方で言われなくてもやる人はやります。
私は、勉強会で「この人のやる気スイッチはどこにあるのか?」ということを意識しています。
これから組織展開を考えている職場の上司や、教育担当者の方々も是非「本人をやる気にさせること、動機づけさせること」が、最初の一歩であるということをご参考にしていただければと思います。
吉田
本日はありがとうございました。