明電舎インタビュー5:CPPを学習するにあたっての悩みとは?
株式会社明電舎 調達本部 企画管理課 シニアエキスパート 山下 恵嘉様(CPP-A級資格取得)と調達本部 EV調達部 EV調達課 主任 保坂 直輝様(CPP-B級資格取得)に、資格取得の背景やご活用についてお伺いしました。
(※以降敬称略、所属・役職は2021年12月21日時点)
吉田
続いて、今度は保坂さんにお伺いできればと思います。
これまでCPP導入のバックグラウンドのお話を伺いましたが、実際に保坂さんが会社から資格取得を促された時、正直どのように感じましたでしょうか?(笑)
保坂
そうですね(笑)。正直申しあげると、その時は仕事が多忙を極めていて、時間的な制約が大きくて、少しネガティブな気持ちはありました。
家庭もあり、時間をどのようにして作ろうかな、と悩みましたね。
吉田
以前CPPのアンケートを実施した際、休日や帰宅後等のオフの時間で学習をやられているということが多かったのですが、その中で家族との時間をどう作るかが悩んだという意見もあったことを思い出しました。
ただ、学習していくうちに業務との繋がりが見えてきて学びになった、学習した内容を業務で活かせることが分かり、取組む意識も変わってきた等もありましたが、保坂さんの場合、何か業務で活かせたエピソード等ありますでしょうか?
保坂
現在進行形なのですが、今の部署では新しいサプライヤー様を見つけにいかなければならなく、評価についての方法、フォーマット、スキームなど人のスキルに依存している部分をCPPで学んだことを参考にしながら進めていくといった活用をしています。
吉田
正にこれから取り組むうえでの参考書ということですかね。
保坂
そうですね。
吉田
実際に資格を取得されている方と、これから取得される方とでは業務で何か違い等ありますでしょうか。
保坂
具体的にはすぐに出てこないのですが、やはりCPPの内容を理解しているという点で、業務への取組み方と言いますか、マインドセットが異なっているのかなと思います。