株式会社ホンダアクセス インタビューその7|社内のレベルアップを実感した若手の○○とは?
株式会社ホンダアクセス 購買部 品目ブロック の方々へ、CPP資格制度の導入やご活用について事務局がお伺いしました。
ブロックリーダー 主幹 原口裕孝 様、主任 西松直也 様、チーフ 繁田啓輔 様
(※敬称略、所属・役職は2021年 4月23日 時点のもの)
勝田
試験対策以外でも、普段から調達プロフェッショナルスタディーガイドを読み返す機会はありますでしょうか?
繁田
読み返しますね。誰でも見られるように分かり易い場所にいつも置いてあって、私も言葉の意味や表現があっているのか確認します。あとは、サプライヤー戦略を立てたりする際の確認であったり、社内外でどのように説明すれば分かり易いか等であったり、色々な場面で再確認しています。
勝田
合格された後もご活用いただいているのですね。
繁田
そうですね。まさに教科書です。
最初は凄いボリュームのあるテキストなので大変だな、と思っていたのですが(笑)、一通り見終わったあとも、不思議とまた見ていて、そうして気づいたら何回も見るようになって、今では抵抗感は全くないですね。
西松
何か業務で困ったときとか、「確かこれって、調達プロフェッショナルスタディーガイドのあの辺りに書かれていたよね?」みたいな会話があるよね(笑)?
繁田
そうですね(笑)。
吉田
今までのお話を伺う中で、社員の皆様の自発的な学びするマインドと、学びやすい組織風土を感じました。また、色々な方が手に取れるような場所に調達プロフェッショナルスタディーガイドが置かれているということを伺い、 ほとんどの社員の方が一度は見ていただけているのかなと感じました。
調達プロフェッショナルスタディーガイドを導入される以前と比べて、社員の方の業務レベルや質がレベルアップしたといった実感がありましたら教えてください。
原口
レベルは上がっていると思いますね。弊社は開発系の会社なので、開発フェーズごとに内部報告会がありまして、その報告内容のレベルが凄く上がったな、と思いました。
当然ながら、レベル差は多少ありますが、若い社員もコスト検証やML(Maker Layout)選定の視点、根拠を説明できるようになりましたし、私も相手の意図や伝えようとすることが分かるようになりました。
極端に言うと、コストの安さだけでしか判断できなかった部分が、QCDDの観点やコスト検証がきちんとなされるようになりました。
西松
プロジェクトの背景や必要性に応じて、「今回コストが高くても、品質を守らないといけないよね」といった場面でも、定量的かつフェアな評価を、社内で提案できるようになりましたね。
吉田
ありがとうございます。購買部門からの付加価値提案ですね。
西松
そうですね。