株式会社ホンダアクセス インタビューその9|「真の購買部門を目指していく」 購買部門からの付加価値創出とは?
株式会社ホンダアクセス 購買部 品目ブロック の方々へ、CPP資格制度の導入やご活用について事務局がお伺いしました。
ブロックリーダー 主幹 原口裕孝 様、主任 西松直也 様、チーフ 繁田啓輔 様
(※敬称略、所属・役職は2021年 4月23日 時点のもの)
吉田
これからの組織目標に対して、CPPの活用などが含まれていたらご紹介いただければと思うのですが、いかがでしょうか?
原口
弊社、購買と調達は分かれており、日程管理とコスト・MLなどは分担していますが、日程管理など一部の業務は我々のグループで取り込んでいくことをやり始めています。本当の意味での購買調達という観点で、購買調達の一連の流れと業務を一貫してみることができる人材を育成していければと思って、取り組み始めたところです。
私も、経験したことのない領域での業務ですが、人材育成には終わりは無いと思っているので、CPPのような教科書を参考にしながら、“真の購買部門を目指していきたい”ですね。
勝田
将来の購買部門のビジョンですがトップダウンにしても、現場や関係各所と一緒になって作りこんでいくにしても、調達プロフェッショナルスタディーガイドに書かれている内容は利用できそうでしょうか?
原口
利用できると思いますね。弊社内で“信頼される購買部門として役立ちたいな”っていう思いがありまして、先ほど申しましたが色々な部門と一緒に仕事をする中で、「分からないことは購買に頼ろう」「購買がいると助かるよね」と思われるようになりたいと思っています。
やはり、そのように思ってもらうためには、色々業務経験を積む中で、CPPの勉強しながら、メンバーの皆さんと一緒になって向かっていけたらと思っています。
西松
私は、マネジメントと現場の間のポジションにいますが、マネジメントの方針を現場に浸透させたり、逆に現場からの意見を吸い上げてマネジメントに提案したりしていく中で、「CPPを活かして何をしていこうか」ということや、「自分の経験をプラスアルファして、次の世代に何を伝えていくか、残してくか」などを考えています。
繁田
私は、世の中に役に立つということを「購買部門という立場からどのように貢献していくか?」ということや「購買部門として付加価値とは?」ということの追究ですかね。
そういったところに、CPPを活かしていきたいなと思っていますね。
お客様とダイレクトに接すると、そういった場面で得られる感謝や感想などはやりがい、達成感に繋がると思うのですが、我々はお客様と直接的に接する機会が少ないので、そこに自分の仕事の付加価値を結び付けてモチベーションアップにつなげていく、という新しい活動を西松とやり始めています。