サンケン電気インタビューその10|「組織としての調達力」をあげるとは?
大袈裟に言えば日本人が強くなればいいと思います。
サンケン電気 唐木秀彦さん(生産本部 資材統括部 デバイス購買部 部長)、 成田寛人さん(資材統括部 デバイス購買部 デバイス購買1グループ)、雑賀明良夫さん(資材統括部 資材管理グループ)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
「組織としての調達力」をあげるとは?
雑賀
全員がCPP資格という共通の学習をすることによって、同じ方向を向きますので、組織としての調達力が上がるとこと期待しています。
唐木
大袈裟に言えば日本人が強くなればいいと思います。 我々も海外から調達していますけれども、やはり海外のバイヤーは少し違う。
このCPPを通して、世界に誇れるようなバイヤーがいる国になれればいいなと思います。
その基礎としては十分に優れた内容だと思いますよ。
ぜひ今後も頑張ってほしいですね。
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ありがとうございます。
最後に、社内の事務局としてお取りまとめされたお立場から、社内導入に至るまでのお話をお聞かせください。
雑賀
やはりみなさん忙しい中で50時間の勉強時間をどう確保するのかが大きな課題だと思うのです。
こなすべき仕事が山積みですからね。
人によっては、会議室にこもってやられたり、
家で家族が寝てから勉強して、気がついたらソファの上で朝だったというような話も聞いたことあります。
とにかくみなさん大変な思いをしてやってらっしゃる。でもやっぱりそれだけの価値はあるのだと思います。
残念ながら合格されてない方もいらっしゃるのですが、でも、やはり勉強した内容は身についていると思います。
また残念ながら、実際にはなかなかチャレンジしようと思えない方もいらっしゃるのですが、例えば今、成田がお話したようなことを伝えていければ、考え方も変わるかもしれません。
会社としては、少しずつ雰囲気を盛り上げていくことで前向きに挑戦してもらえるようにできればいいなと思っています。
唐木
一つのステイタスであるとも考えています。
我々の会社では名刺にCPP資格取得者であることを記載しています。取得した記念という面もありますが、対外的にひとつのステイタス性を持たせることで、モチベーションを上げるような仕組みにしています。
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