サンケン電気インタビューその1|グローバル調達センターの課題とは?
集中購買を担っており、生産子会社の各工場に、部材を調達・支給しています。
サンケン電気 唐木秀彦さん(生産本部 資材統括部 デバイス購買部 部長)、 成田寛人さん(資材統括部 デバイス購買部 デバイス購買1グループ)、雑賀明良夫さん(資材統括部 資材管理グループ)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
グローバル調達センターの課題とは?
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本日は、唐木様、雑賀様、成田様の3名にインタビューをさせていただきます。
まず、唐木さんから現在のお立場・役割についてお聞かせください。
唐木
私は生産本部資材統括部デバイス購買部長の立場です。
我々の事業は3つありますが、
私はデバイスといわれる個別半導体を作っている分野で、売上の約75%を占める部材の部材設備・治具工具の調達部門を担当しています。
役割として集中購買を担っていまして、生産子会社の各工場に、部材を調達・支給しております。段ボールだとかガス、薬品などの副資材は、各工場が直接調達しています。
また、海外に調達センターとして
中国に3つ、韓国に1つを持っていて、海外調達の促進をしています。
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全社の集中購買をしていらっしゃって、グローバルにも対応されているということですね。
唐木
そうです。
国内に持ってくる或いは国内の材料を海外に持っていく。現地調達したものを日本に持ってきたりもしています。
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成田さんの現在のお立場・役割についてお聞かせください。
成田
私は唐木の下で半導体デバイスの部材の購買業務をおこなっています。
具体的にはデバイスの調達品の社内外のマネジメントです。
主にコストリダクションが求められますので、それを主な活動にしています。
それから、納期調整ですとか在庫削減、価格交渉、開発購買、市場情報収集ですとか情報展開を社内外にすることによってサプライヤーの窓口としても活動しております。
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