富士ゼロックス情報システムインタビューその2| 部署立ち上げ時に感じた課題とは何か?

何とかしなければいけないと、毎日3人で悩んでいました。

CPPホルダーの富士ゼロックス情報システム 飴谷文彰さん(経営管理統括部 総務部 BP改革推進グループ スタッフ)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

部署立ち上げ時に感じた課題とは何か?

UbpckVqtDVGpMVhJ6ELQ_R3fVNlqE_6rHOgP8C5Pg_g

ーー会社全体の戦略に、調達戦略も含まれているのですね。

(飴谷)
そうです。それが、私がCPP資格を取得しようと思ったきっかけの1つです。

私はもともと技術者として入社して、開発をしていましたが、
ある時期本社に異動になり、それから調達で注文書の発行や請求書の管理など契約面の管理を担当していました。

2011年に、会社として中期戦略を練り直すタイミングがありました。
多額の調達をおこなっている外部委託購買について、戦略を持って購買をしていく必要があるという話があがってきたのです。

それをうけてBP(ビジネスパートナー)改革推進部という部署が新設されたのですが、私はその新部署にアサインされ戦略企画を担当するようになりました。

先ほどお話したとおり、外部委託購買においてバイヤー機能は要求部門にあったため調達組織では契約管理のみ担当していた状況でした。

新設されたBP改革推進部には、調達を理解したうえで戦略企画を考えられる人が、自分も含めていない状況でした。

新しい組織にアサインされたものの、私自身は経験がありませんし、他に経験者もいません。これはまずいと思い、勉強する必要性を感じ、社外の勉強会に積極的に参加するようにしました。

新しい組織が出来たときに、私と上司ともう一人メンバーがいたのですが、その3人には、すごく焦りがありました。
何とかしなければいけない・・・と、とにかく勉強しようとみんなで色々な書籍を読み漁り、参考にできるものを毎日探していました。

ーー最初の3人の方達は課題意識や目標を共有していたのですね。

(飴谷)
はい、そうです。
何とかしなければいけないと、毎日3人で悩んでいました。
上司もそうですし、私もそうですけれど、少しでもその状況を打破したいという気持が強かったので、そのために突破口として考えたのがCPP資格制度だったのです。

私は調達が好きなので、戦略企画を練る上でも、もっと調達のことを知るうえでも勉強したいと思い、会社に「CPP調達プロフェッショナルスタディーガイドを3セット買ってほしい」とお願いしたのがスタートです。

ーー上司の人のサポートを得る必要があったと思いますが、その上司の方は、CPPのスタディーガイドをご存じだったのでしょうか?

(飴谷)
私が「CPP調達プロフェッショナルスタディーガイドという教材があります」と伝えました。

調達についての本はあるにはあると思うのですが、種類が多いとは言えないし、網羅的な内容ものは少ない。

そういった状態の中で、上司には、「こういった書籍があって、戦略企画系からプロセスについての話が網羅的に載っているので、ぜひ買うべきだ」と。
「受験するかしないかは別として、この本はメンバーで共有して読んでいくべきですよ」とも言いました。

ーー上司の方もCPP資格に価値を見いだしていただいたということでしょうか?

(飴谷)
そうです。CPP資格という調達の資格があるので勉強して、資格取得したいと伝えました。

上司もCPPにはB級資格とA級資格があると知っていましたので、「せっかく勉強しているのだから、資格も取得できるのだったら目指すべきだ」と応援してくれました。理解があったと思います。

〜2/7 page〜

調達プロフェッショナルスタディーガイド 詳しくはこちら
CPE 生産技術者マネジメント資格 CPF 第一線監督者マネジメント資格 ものづくりのためのJMAオンラインセミナー JMA GENBA Management Conference & Award 第一線監督者の集い GOOD FACTORY賞 受賞記念講演会 JMI生産・開発マネジメントコース ものづくり総合大会 生産革新プロフェッショナルコース ものづくり人材育成ソリューション JMA海外体験型研修プログラムJ-EXCEED
ページトップへ戻る
Translate »