ダイハツ工業インタビューその2|人材育成の課題とは何か?
社内外でのスピードアップが激しい中、より早期の調達人材育成が必要となって来ています。
CPPホルダーのダイハツ工業 山角雄佑さん(生産調達本部 調達室 調達G 機能チーム 副主任)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
人材育成の課題とは何か?
ーーCPP資格制度を導入される以前の調達部門としての課題はどのようなものだったのでしょうか?
山角
人材育成は課題の一つです。
プレス部品や、鍛造部品、樹脂部品などの見積もりといった個別技術的スキルはマニュアル等があるのですが、調達スキル全般に渡るもので、体系立てて書かれたものはありませんでした。
従来は調達業務を経験する中で年数をかけて体得して行ったものですが、社内外でのスピードアップが激しい中、より早期の調達人材育成が必要となって来ています。
ーー入社されてずっとバイヤーをされてらっしゃるのですか?
山角
バイヤーは3年前になりました。それまでは、同じ部署で購入部品の生産準備を6年半ほどやっていました。
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