ダイハツ工業インタビューその5| 調達業務の魅力とは何か?
全体最適を考えることが、会社の利益に繫がりますし、いろいろな部品を経験していないと全体最適のためのアイデアがでてこないと思うのです。
CPPホルダーのダイハツ工業 山角雄佑さん(生産調達本部 調達室 調達G 機能チーム 副主任)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
調達業務の魅力とは何か?
ーーこれから山角さんが、バイヤーとしてチャレンジしていきたいことはどんなことでしょう?
山角
現在、機能部品を担当していますが、車体部品やユニット部品(エンジン、トランスミッション)など色々な部品を担当し、経験してみたいと思っています。
全体最適を考えることが、会社の利益に繫がりますし、いろいろな部品を経験していないと全体最適のためのアイデアがでてこないと思うのです。
そういった意味で考えると、今の機能チームの業務範囲だけでなくて、他の領域の仕事もやりつつ、プロジェクトをひっぱっていくことにチャレンジしていきたいですね。
ーー調達業務の魅力はどんなことでしょう?
山角
もともとは、国内企画とか商品企画をやりたいとも思っていました。
調達に配属されてから、最初は右も左もわからないままに、問題が起きたら「調達はどう責任をとるのか?」と社内外から問われ、いろいろ苦労もしてきました 笑。
でも実際にやってみて、一番業務の奥が深いのは調達なのではないかなと思うようになりました。
自動車の6~7割は購入部品で占められていまして、そこをいかに品質良く、安定的に安く買えるかということについては、全社的に期待も大きいと思います。
会社の土台をしっかり支え、1円でも安く部品を調達し貢献できる部署であり、
仕入先様とWIN-WINの関係を構築できる部署ということが魅力だと思っています。
ーーこれから受験をチャレンジされる方に、メッセージをお願いします。
山角
ご自身のスキル向上や、社内での将来展望もお持ちだと思いますが、
それを実現するためには、まず基礎をしっかりすることが大事だと思います。
CPP資格にチャレンジするなら、この機会に自らの業務の経験を集約することが大事です。
スタディーガイドに書かれていることを勉強することで、次のステップに役立て応用していくために、ぜひCPP資格試験にチャレンジしてもらいたいと思いますね。
ーー本日は、どうもありがとうございました。
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