オリンパスインタビューその7|オリンパスカレッジの調達13講座とは?

13講座に分けたというのは、CPPにそって主な調達業務の学習単元をかわけたからです。
CPPにもとづいて自分の弱みの単元がわかれば、その講座を受けて知識レベルは補強することができるのと思っています。

CPPホルダーのオリンパス 奈良昭彦さん(ものづくり革新センター 統括室 購買企画部 部長)、羽田修一さん(ものづくり革新センター 統括室 購買企画部 購買企画グループ グループリーダー)を訪問しました。日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

オリンパスカレッジの調達13講座とは?

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(羽田)
社内研修についてですが、オリンパスの中には、オリンパスカレッジというのがあり、育成用の講座を毎年開いています。

それを13講座に分けたというのは、CPPにそって主な調達業務の学習単元をかわけたからです。

CPPにもとづいて自分の弱みの単元がわかれば、その講座を受けて知識レベルは補強することができるのと思っています。

(安部)
活用の仕方が多岐にわたっていて、それだけ評価していただいているのが非常に嬉しく思います。

(奈良)
最初、CPPのスキルスタンダードどおりつくったスキルの項目が、百何十項目になりまして..事業部門に受け入れてもらえなかったこともあるんですよ 笑。

(羽田)
今は30項目になりました 笑。

(奈良)
ここにくるまで2年かかりました。
やっと事業部と合意をしたという段階なのです。

そうすると、どの部署にどういうスキルレベルの人が何人いるかとわかりますので、我々からも様々な提案ができるようになります。

(安部)
これからまさに運用に入るのですか?

(奈良)
そうです。

当社の活動は、ほとんどCPPにそって活動してきているので、共通理解の基盤があり、ずれがないと思います。

CPP合格の秘訣は何か?

(安部)
これから社内、社外の方も含めて受験される方にメッセージをいただけますでしょうか?

(羽田)
私としては、勉強して感じたのは、真面目に勉強すれば、必ず合格できるいい資格だなということです。
ベテランの方も、一度ゼロから勉強してみるのは、すごくいいことだと思いますね。

(奈良)
私の悩みも含めてですけれども、これを社内で普及させたいとか、メンバーのスキルアップに使いたいというときは、やっぱり職制、マネジメントが率先して受けないとなかなか普及しないと感じます。

いまもマネージャーが率先して受けていない事業では、受験率が低かったり、合格率が低かったりして、浸透速度が早いとは言えないです。

やっぱり職制、マネージャーが自ら資格を取得するのが大事だと思いますね。

(安部)
ありがとうございました。

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