アネスト岩田 インタビュー5:CPPで自己流・自社流調達から脱却!「勘と経験と度胸」ではない!調達に必要なものは?対等な交渉の場に立つための調達極意はCPPにあり!

アネスト岩田株式会社様に、「CPP資格取得」の背景やご活用についてお伺いしました。

経営管理本部 ロジスティクス部
部長 澤野 健樹 様
調達ロジスティクス グループマネージャー 鈴木 善之 様
(※以降敬称略、所属・役職は2023年11月17日時点)

吉田
CPPが実務に役立った点があったら教えてください。

澤野
3点あります。
まず、我々に圧倒的に不足していたのは先を見た戦略・戦術の立案でした。CPPのテキストにはその点がしっかり記載されています。テキストを起点としながら取り組みをスタートさせられたのは大きな効果だと思います。

吉田
ありがとうございます。

澤野
また、開発購買領域の内容も有意義でした。従来は開発と調達を区別した考え方で動いていました。しかし、調達はその一つ前段階からスタートできると認識を新たにしたことが実践に活かされたと感じています。

吉田
もう1点も是非ご教示ください。

澤野
教材を参考にしながらスキルマップを作り直しました。

吉田
鈴木さんはいかがですか?

鈴木
私は調達に異動して半年ほどでB級を取得したため、今自分が行っている業務のほぼ全てがCPPから得た知識で成り立っていると言っても過言ではありません。

吉田
これ以上ないお言葉をありがとうございます。

鈴木
具体的に挙げると、弊社の調達品グルーピングマップの作成に役立っています。
昨年、仕入先の評価の中身を一新し、その結果が出てきました。現在その結果に基づき調達品のグループ分けを行い、今後の施策を各リーダーと検討しています。その過程では、サプライヤーマップや品目別のカテゴリー戦略がないと先に進めません。それらを作るにあたりリーダーから相談を受けるたびにCPPのテキストを見るよう勧めています。テキストに書いてある内容を手本としながら当該マップを作るべく取り組んでいます。

吉田
テキストを業務遂行の一助として活用いただいているのですね。

鈴木
また、どのような職種にも言えるかもしれませんが、仕事をしていくうちにどうしても自社流の言葉ややり方が独自に発達してしまう傾向があります。

吉田
そうですね。

鈴木
それは社内では通用しますが、対外的には通用しません。何らかの基準を持つことが必要です。「これが基準だ」と皆が理解した上で改めて自社のやり方を見ると、対外的に話すには我々独自の言語を使っても伝わらないと気づけます。そういう意味でコミュニケーションスキルの向上にも繋がっていると思います。

澤野
「調達は勘と経験と度胸だ」などと言われていた時代もありました。こうした属人的なやり方ではなく、指針となる基礎を学ぶことで共通言語が得られ自信にも繋がります。CPP学習は、対等に交渉の場に臨むための一つのツールとして十分役立つと思いますね。

調達プロフェッショナルスタディーガイド 詳しくはこちら
CPE 生産技術者マネジメント資格 CPF 第一線監督者マネジメント資格 ものづくりのためのJMAオンラインセミナー JMA GENBA Management Conference & Award 第一線監督者の集い GOOD FACTORY賞 受賞記念講演会 JMI生産・開発マネジメントコース ものづくり総合大会 生産革新プロフェッショナルコース ものづくり人材育成ソリューション JMA海外体験型研修プログラムJ-EXCEED
ページトップへ戻る
Translate »