JX日鉱日石プロキュアメントインタビューその9| 購買業務を見える化する目的とは?

購買業務は、社内外を問わず見える化をしていかないとダメだと思っています。

CPPホルダーのJX日鉱日石プロキュアメント 下田隆行さん(水島営業所長)にお会いしました。日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

購買業務を見える化する目的とは?

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下田
特に購買業務は、社内外を問わず見える化をしていかないとダメだと思っています。先ほどのKPIは見える化の一つでもあります。

誰からみても、特に社内の各部門に対して、我々がどんな購買行動をしているのかを見えるようにする必要があると思っています。

発注件数が1年間に何件で、それを何人でやっているか、1件発注するまでに、どんな業務プロセスが必要で、一番大事な仕様検討と査定にどのくらい時間をかけられたのかどうか等々を見せたいのです。

「なぜ、我々が今まで仕様検討や査定の機能を充分に発揮できていなかったのか?」が浮き彫りになって周りからもみてもらえる。そうすれば「これは、考えないといけないな。」

といった風に関係部署の意識も変わるんじゃないかと期待している部分があります。

安部
組織改革の取り組みを積み上げておられるのですね。

下田
それほど格好の良いものでもありませんが、とにかく購買部門としての確固とした基盤が脆弱で、それぞれ個人のスキル頼みでやれるだけのことをやっているという状態なので、

今後はスキルを共有化するためのツールや手順なども整備しながら、改善を続けていきたいと思っています。

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