サンゴバン株式会社 機能樹脂事業部 インタビューその7|最初にセミナーを受講してからCPPガイドを勉強する…、そのメリットとは?

サンゴバン株式会社機能樹脂事業部 パーチェスマネージャー 嘉瀬 清司様(CPP-A級資格取得)に、資格取得の背景やご活用についてお伺いしました。(※以降敬称略、所属・役職は2021年11月26日時点)

吉田
CPPガイドは、ご存知の通り分厚いですが、何かそういう点での取組みづらさ、学習方法の工夫などはありましたでしょうか?

嘉瀬
確かにCPPガイドは分厚いですが、かなり広範囲に網羅しているので、これは一つの型と思っています。
CPP-B級試験対策セミナーなどの講習に参加して、一度内容を全体的に聞いて、要点を掴んでから、CPPガイドを取り組んだ方が効率的なのではないか、と思います。

吉田
なるほど。事務局でも新しい発見です。セミナーを受ける方は、CPPガイドを勉強して、試験を受ける前の最後の追い込み感覚で受けているのかと思っていました。
最初にセミナーを受けたことで、CPPガイドの学習時にどのような印象を受けましたか?

嘉瀬
そうですね…、
CPPガイドには、XY軸を使ったチャートや4象限を使った説明が多いと思うのですが、図を見る時って、その縦軸と横軸が何を示しているのか、ということをきちんと理解している人って案外少ないんですよね。

でも、講習受けると縦軸、横軸の意外性や、理解が進むと思います。

吉田
形は覚えていても、意外と「その理由ってなんだっけな?」って後々になって考えたりしますよね。

嘉瀬
そうなんですよ。

吉田
具体的にどの部分が、とかありますでしょうか。

嘉瀬
そうですね、知識ガイド3に、そのようなことが多かったかな、という印象ですね。

他には、購買要求仕様や見積書の様式は必要な要素をすぐに導入できるので重宝しました。
ちょうどそのタイミングで量産部品の加工の難しい製品の見積もりがあり、予算内に収めた上でかなり効果が上がる結果となりました。

今、ガイドを開いてみますと、コストリダクションに対する、4つの要素「買い方」「調達政策」「作り方」「仕様」は説得力があると思いますね。 ※マネジメントガイド記載
これを元に、マインドマップなどを使ってエンジニアリングの方と話をすると、結構アイデアが出てきたり、調達政策を変えたりしましたね。

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