ソフトバンク株式会社インタビューその4|上司の理解を得るために意識した点とは。

ソフトバンク株式会社コストマネジメント本部の方々へ、CPP資格制度の導入やご活用について事務局がお伺いしました。

コストマネジメント本部
TUコスト管理・購買統括部統括部長 東條敦 様、業務企画課長 大橋和彦 様、河野智子 様、米田直樹 様、村上遼 様
(※敬称略、所属・役職は2020年1月28日時点のもの)

4.上司の理解を得るために意識した点とは。

中本
通信3社の合併に伴い、将来も見据えてバイヤーの方々の言語・知識の共有化を図る意図もあったのですね。

大橋
当時の詳細については想像の部分もありますが、当初はCPP資格の話にピンと来ていない方もいて、社内でも広めるのは大変だったと思います。
上席のものに伝えるところが最も大変だったかと思います。

中本
他社の皆様も、CPPを上申する際に十分な説得力を生み出せていないところもあるようです。CPPが有効だと上申する際に、何か意識した点はありましたか。

東條
まずは、購買業務を網羅して勉強できるものは他にないという判断でした。
これを購買の若手育成の柱にしようとしたわけですが、試験に受かればいいと考えていたのでは定着しなかったでしょう。
半ば強制的な部分はあっても、勉強会という形で若手に勉強させる場所を設けてスタートしたのが、定着という結果を生んだのではないでしょうか。
購買の若手は経理や技術部門と違い、自分の力を証明するツールがありませんでした。
当時はそれほど広く認知されていた資格ではありませんでしたが、CPPの資格を持っていることを伝えると、きちんと勉強していると感じてもらえたようです。
体系立てて学べ、対外的に説明できる資格を持つことが大事だと思います。

中本
名刺代わりではないですが、網羅的内容と、試験を通してプロフェッショナル資格として認定されることが社内でも評価されたわけですね。

東條
そうですね。

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