ソフトバンク株式会社インタビューその2|体系立てた教育研修の内容とは。
ソフトバンク株式会社コストマネジメント本部の方々へ、CPP資格制度の導入やご活用について事務局がお伺いしました。
コストマネジメント本部
TUコスト管理・購買統括部統括部長 東條敦 様、業務企画課長 大橋和彦 様、河野智子 様、米田直樹 様、村上遼 様
(※敬称略、所属・役職は2020年1月28日時点のもの)
2.体系立てた教育研修の内容とは。
中本
購買部門の社員教育において、どのような課題や目標をお持ちになって取り組んできたのか、資格取得への取組みも含め、教えてください。
東條
2009年から、購買本部の教育研修を体系立てて進めています。
購買のコア能力とビジネス知識の両方を体系立てて高めていくのが目的で、社内人事のグレードに合わせて購買担当者をレベル分けし、それぞれの段階でやってもらう仕事とそれに必要な知識やスキルを定義しています。
そのうえで、教育研修を当てはめていくのです。
教育体系には、職務上で必要となる知識やスキルが網羅されています。
教育方法は座学や外部研修などさまざまですが、そのうちの1つにCPPがあります。
購買の知識を体系立てて得られるだけでなく、資格という形になって結果が出ます。
それで、CPPのB級を始めました。
中本
CPPが始まったのが2007年ですから、早期に導入して頂いていますね。
東條
試験に受かることよりもそこで知識を身に着けることに重点を置いていたのです。
社内で勉強会を開くネタとしてもCPPを活用しようと考えました。
そして、最後の仕上げとして、外部のセミナーを受けていたのです。
年間のスケジュールを立て、当時は春先にCPPの試験があったので、それに合わせて勉強会をしていました。
また、eラーニングは内製化し、CPPの勉強会に活用しました。
中本
CPPについては各期で5人前後が受験されていますね。受験はご本人からの希望が多いのでしょうか。
東條
手が挙がることが多く、若手が中心ですね。
1年目だと試験内容的にハードルは高いですが、2年目からはCPP受験に積極的になっています。
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