最高得点者・団体受験インタビュー (凸版印刷 武野氏 中田氏 金子氏 小島氏) その7|CPP資格を日常業務にどう生かす?

凸版印刷株式会社の武野 正樹さん(中部事業部 購買部 課長 包装管理士)、中田 明子さん(事業開発・研究本部 総合研究所 購買チーム 主任)、金子 真大さん(製造統括本部 購買センター 資材調達部)、小島 基晴さん(製造統括本部 購買センター 資材調達部)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

CPP資格を日常業務にどう生かす?

森宮
CPP資格の取得でみなさんが一定の知識を持っていることが証明されたわけですが、日常の業務は多忙を極め、多角化も進んでいるようです。

そんな中、この資格を業務の中でどう生かしていきたいと考えていますか。

まずは金子さんに伺います。

金子
これまで上司から「こんな資料を作って」といわれ、具体的な名前も分からないまま作成しているような感じがしていました。

CPPの勉強をすることでそれにようやく名前がついたように思います。
例えば、戦略部品互換表など、意味や使い方がしっかりと分かるようになりました。
業務の中でどの資料を使うのが適当なのかを考え、活用することで、自分の業務をどんどん広げていきたいと考えています。

森宮
中田さんはどうですか。

中田
開発購買など概念としては分かっていても、実際にどう進めたらいいのかが分からず、手を出しかねていることもありました。今回、詳しく学ぶことができましたから、そういう部分も実際の業務に生かしていきたいと思います。

森宮
武野さんはいかがですか。

武野
私は人から教わったり、業務の中で培ってきたりした知識の延長線上で仕事をこなしてきました。
だから、人に教えるときは、自分の経験を超えることができませんでした。

今回、このように体系的にまとめたものを勉強させていただき、若い人により全体を網羅した教え方ができるようになったと感じます。

学んだ知識はどんな企業、業界にも置き換えることができる実に汎用的なものでした。
だから、自分の言葉ではなく、世の中に通じる言葉で教えられるようになったのではないでしょうか。
これからも教えていくことにこの知識をうまく使っていきたいですね。

森宮
それぞれのお立場で仕事や考え方のフレームみたいなものを身につけることができたと思います。
最後に小島さんから2013年から今までで社内でどういう変化があったのか、教えてください。

小島
調達の実務経験がある人は受験によって調達に関する専門的な知識が広がったはずです。
それを実際の業務、業務の変化の中でバランスよく対応してくれていると思います。
新しく購買部門に来た人や新人もCPP資格の取得で体系的な知識が身につきます。
購買部門の実務の方向性や位置づけの理解にも役立つでしょう。

このような方向性を持ってCPP資格の受験を活用させていただいています。

森宮
お話をうかがっていて、こちらも勉強になりました。
ありがとうございました。

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