三菱重工業インタビューその3|得意分野と不得意分野の時間配分は?
新規サプライヤー探索の重要性などを感じ、グローバルな情報収集や事業目標に基づいた開発段階からの寄与、といった意識を持つことができたと思います。
三菱重工業の磯 貴博さん(交通・輸送ドメイン 交通・輸送調達部 車両・空制調達課 主任)にお話を伺いました。日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
得意分野と不得意分野の時間配分は?
安部
CPPを取得するまでの経緯での困難や障壁などについては、いかがでしたか?
磯
勉強するにつれて、かなり教材のボリュームもあり、例えば開発購買の章などは印象的で、詳細の知識を習得するのにかなり時間を費やしました。それが、複数回の受験に至った経緯です。
安部
一緒に学んでいた方々も同様にチャレンジされたのでしょうか?
磯
チャレンジしたと聞いているのですが、合否までは聞いていないです。
安部
「みんなに負けないぞ!」という気持ちもありましたか?(笑)
磯
競争意識は、持っていましたね。(笑)
安部
勉強を進める課程で、知識が増えていく実感や学びの楽しさなどを感じられたことはありましたでしょうか?
磯
当然、学習を業務にも活かしたいと言う思いもありましたし、学ぶにつれて社内外に対する理論武装にもなりましたので、その意味ではかなり励みになりましたね。
入社当時は、どちらかというと交渉事や価格低減活動に特化した業務が中心でしたが、
ガイドに書かれていたように、新規サプライヤー探索の重要性などを感じ、グローバルな情報収集や事業目標に基づいた開発段階からの寄与、といった意識を持つことができたと思います。
安部
社内連携についてはいかがでしょう?
磯
もともと、設計段階から入り込んで、連携活動をやっていますが、そこに一歩踏み込んで、新規サプライヤーの開拓、モジュールデザイン活動等も行っています。
またグローバルワイドに、サプライヤー調査から深く入り込むようにしています。
〜3/8 page〜