NTTドコモインタビューその2| サプライチェーンを意識した調達とは?

これからの資材調達というのは、ますますサプライチェーン全体を意識した形になってくると思うのです。

CPPホルダーのNTTドコモ 馬場覚志さん(資材部 資材企画担当部長)、市川一興さん(資材部 資材企画担当)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

サプライチェーンを意識した調達とは?

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ーー資材部が物流もコントロールしているのはどんな理由からなのでしょうか?

馬場
これからの資材調達というのは、ますますサプライチェーン全体を意識した形になってくると思うのです。物を買うという行為の前後の連携が重要になってきています。

前工程で言いますと、端末やネットワーク機器の作り込みの段階でコスト削減を図る開発購買のようなものがありますし、後工程では、ショップ店頭での販売やオンラインショップ経由の宅配など、最終的にお客様にお渡ししてお使いいただくまでを調達部門として責任を持って行くことが必要です。加えて、端末を仕入れすぎて過剰な在庫を出さないような管理も重要な役割です。

そういう流れを、サプライチェーンの中でやった方が効率的だと言うことで、私どもの中に物流の機能を持っています。

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