サッポログループマネジメントインタビューその2|ビール・飲料会社にとっての購買部門の地位とは?
社内でも購買セクション自体の地位が少し低い面がありました。
CPPホルダーのサッポログループマネジメント 原憲一さん(グループ調達部 グループリーダー)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
ビール・飲料会社にとっての購買部門の地位とは?
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このCPP資格に取組まれる前に調達部門の担当者としてどのような課題を感じてらっしゃいましたか?
原
私は、ビール会社の購買を経験して、それからビバレッジの部門に異動しました。
やはりビール会社が主力の事業でして、どうしてもビバレッジ系事業は重きをおかれていない面もありました。
グループの中でもスケール感の違いがあるため一緒の取組みがやりづらいことが課題でした。
もう一つは、社内でも購買セクション自体の地位が少し低い面がありました。購買セクションは「伝票処理と納期調整をやっていればいい」といったような、、、。
頭と知恵を使って利益を創出する部門であるにもかかわらず、少しポジション的には低い日陰のセクションであったので、そこをなんとか払拭したいという思いがありました。
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ビール事業においても購買部門はあまり地位が高くなかったのでしょうか?
原
そう思いますね。
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本来であれば利益の創出に貢献できる、と当時から思ってらっしゃったのですね。
原
はい。
部門のトップは他部門から異動してきて3年程で異動になっていました。、メンバーも同様で短キャリアで属人的に業務を回していました。キャリアパスもできていなくて、悔しい思いをしていました。
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