CPPホルダー(T様)インタビューその6| サプライヤー視点に立つことの重要性とは?
サプライヤーの方からは、自己流ではない考え方、サプライヤーの立場を思って考えてくれるという視点に対して、大変評価をいただきました。
CPPホルダーのTさん(匿名希望・製造企業 購買部長)にお会いしました。日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略)
※事務局注
Tさんはご事情により社名・氏名は控えたいが、CPPが業務に大変役に立った事への恩返しをしたいとのご趣旨でインタビューにご協力くださいました。
サプライヤー視点に立つことの重要性とは?
安部
それはご経験上感じられたことでしょうか?
Tさん
そうですね。
私自身、本当に購買経験が浅くて部長になりました。
サプライヤーとお話させていただく中で、正直、最初は赤っ恥ばかりかいていましたよ 笑。
人間関係も何もないところに「部長です」といって名刺交換して、相手の話をずーっと聞いているだけでした。
でも、3年程経ってから「勉強して資格を取りました」といったら、サプライヤーのみなさんもその資格はどんなものかを調べたのだと思います。
その時、親しいサプライヤーの方からは、自己流ではない考え方、サプライヤーの立場を思って考えてくれるという視点に対して、大変評価をいただきました。
もちろん、勉強しなくてもやれる人はいるのでしょうけどね。
安部
サプライヤーからの視点というのは、非常に興味深いですね。
Tさん
私も購買部員によく言うのですが、購買部というのはサプライヤーがいなかったら何の仕事もできないと。
開発購買などでは少し違ってくるかもしれませんが、その意味ではサプライヤーの方々を大事にする気持ちというか、一緒になって成し遂げる気持ちの必要性はスタディーガイドにも書いてありました。
何も知らない私にとっては、素直にそうなのだと思い、その考え方に基づいて行動に移したらサプライヤーの方々からご評価いただけた。それは本当に良かったです。
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