矢崎総業インタビューその5| 日常業務と学習の両立の方法とは?
工夫したのは、学習と仕事を切り離すのではなく、日常業務の中でテキストの重要な個所の内容を確認したことです。
CPPホルダーの矢崎総業 植松和正さん(調達本部 資材調達統括部 設備調達部 部長)にお会いしました。日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
日常業務と学習の両立の方法とは?
安部
少し話が戻りますが、かなり時間的な制約があった中で、実際にどのように学ばれたのですか?
植松
工夫したのは、学習と仕事を切り離すのではなく、日常業務の中でテキストの重要な個所の内容を確認したことです。
具体的に言うと、戦略の作成や新規の業者開拓の実践です。学習した内容をそのまま実践したということですね。
勉強するというより、業務の中で極力活用しながら復習する。
そういう工夫を自分なりにしたんですよ 笑。
安部
業務で実践しながら学習するというのはすごいですね。はじめて聞いたかもしれません 笑。
植松
セミナーや自習といった座学のインプットは、「いかに学んだことを活用するか」が重要ですよね。
ともすると、「機会があれば勉強した内容を使ってみよう」と思うばかりで、結局はいつまでたっても実践しない。
実務で実践すれば表面でなく、本質である原理・原則の理解が促進されると思います。そのように活用させていただきました。
安部
その考え方は、これから学習される方々にもすごく役立つと思います。
植松さんは、戦略や企画を構築される中で、スタディーガイドを参考にしながら、実際に実務に役立てられた。それが学習も兼ねていたということですよね?
植松
そうです。
実務での実践を意識して、自分なりに工夫してながらやり学習しましたね。
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