矢崎総業インタビューその3| アイデアの元になる原理原則とは?

実際、業務を進めるにあたってアイデアの源泉になっていますね。

CPPホルダーの矢崎総業 植松和正さん(調達本部 資材調達統括部 設備調達部 部長)にお会いしました。日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

アイデアの元になる原理原則とは?

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安部
CPPをご活用いただく育成の対象は日本人の方々ですか?

植松
そうです。
調達本部の日本人マネジメント職からスタートしました。

実は、私自身がCPP資格取得を通じて最初に感じたのは、
「勉強して資格を取りたい」、「自分のスキルを定量的に確認したい」ということでした。

しかし、学習が進むにつれて「これを学習すれば実務にも有効だ」と納得する内容が、スタディーガイドには多かったのです。

知識が乏しい領域は大変参考になりますし、用語や活用アイテム、情報の取り方なども非常に勉強になったという実感があります。

安部
非常にお忙しい中で時間的にも障壁は高かったけれど、受験したら実際に多くを役立てていただいていると理解してよろしいでしょうか。

植松
そうですね。
ガイドは身近な所に置いて、「マネジメントガイド」や「知識ガイド1」の戦略マネジメント、開発購買、調達実施の章は、現在も日常的に読み返しています。

実際、業務を進めるにあたってアイデアの源泉になっていますね。原理や基本の部分とあわせて応用に至るまで、実務に活用しています。

私にとっては、非常に有効なテキストといいますか、ありがたいテキストだと感じています。

安部
ありがとうございます。
ところで、植松さんは調達のご経験はどのくらいでしょうか?

植松
私は、約15年バイヤーをやってきました。

それ以前は、生産技術とか生産設計を担当しており、矢崎グループの原材料や電線に関連する業務を経験した後、調達に異動となりました。

十数年前には、生産の経験者が開発購買のバイヤーになるのが一般的でしたから、私も例にもれず調達部門に異動したのです。

バイヤーとしては原材料を扱ったり、建設関係に携わったりしました。それから事務文具などの副資材関係など、いろいろ経験しました。

今は、設備や治具・工具の分野に携わっています。

安部
“建設”というのは、工場進出のための建設のことでしょうか?

植松
はい。矢崎グループは国内外に多数の拠点がありますが、従来は工場のサイトで受発注していました。

現在は、矢崎グループ全体の調達機能の一部として、建設に関する最適な発注プロセスの仕組みを新たに作り始めたところです。ですから海外の建設発注などにも関与しています。

安部
かなり幅広い調達に携わって、キャリアを積まれているのですね。

植松
そのとおりです。

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