ソニーインタビューその3| 業務の重要度の濃淡を把握する方法とは?
セミナーを終えてからは、セミナーの解説をきちんと一つ一つ理解していく作業をやりましたね。
CPPホルダーのソニー 遠田正泰さん(コーポレート調達センター 調達戦略部 ソーシングインテリジェンス課 アシスタントマネジャー)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
業務の重要度の濃淡を把握する方法とは?
遠田
試験直前の「試験対策セミナー」は非常に助かりました。
重要な項目の中でも濃淡をつけていただいて、「本当に必要なのはこの中のこの部分だ」ということがわかりました。
もちろん、実際の業務上の重要度の濃淡については、本来はやってみないとわからない部分があると思うのです。
しかし、スタディーガイドに解説を加えていただいて、その辺の実務経験を積む前に重要度の濃淡をつけていただけるセミナーでしたので、この部分が大事だというのがすんなりとわかり、非常に助かりました。
一応、試験対策のセミナーなので、試験のための学習をしやすくすることが目的のセミナーなのでしょうが、逆に言うと、「実務においても大事なところはここだよ」と濃淡をつけていただけるということでもあり、とても良かったと思います。
セミナーを終えてからは、セミナーの解説をきちんと一つ一つ理解していく作業をやりましたね。
自分の場合は、セミナーテキストをベースにまとめなおすといいますか、重要な物を自分のノートに書き起こすことをしました。
ただ、学習方法は、人それぞれにやりやすい方法があると思います。私は手で書かないと覚えられないので。(笑)
ノートに書き出して、知識を自分の中に取込みました。
CPP資格試験に合格する学習方法は?
遠田
私は、試験対策セミナーを受講したあとは、自宅に帰ってから寝るまでの間に、例えば2時間と決めて、毎日継続的に学習することを、心掛けました。
本来は、セミナー受講前から知識を得るために継続的にやった方がいいと思うのですが、なかなか時間のバランスを取るのが難しいと思います。
私の場合は試験対策セミナーを受講した後に集中的にやりました。
先ほど触れましたが、特に大事な部分について、濃淡がわかるので、効率的に学習する意味では試験対策セミナーの後で良かったと思います。
ーー試験対策セミナーの受講は会社からのバックアップがあったのですか?
遠田
そうですね。我々調達センターの中の重要な取組みのひとつに、人財育成があります。
個々のコンピテンスの強化を重要な施策の一つにあげていますので、そういった意味で理解がある組織だと思います。
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