キリンインタビューその1| 調達企画の業務とは?
国内調達をグローバル標準にひきあげていくことが、我々の大きな課題だと思います。
CPPホルダーのキリン 間美弥子さん(調達部 企画担当 主査)を訪問しました。日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
調達企画の業務とは?
間美弥子さん(調達部 企画担当 主査)
(安部)
まず、間さんは調達部の企画担当をされていますが、どのようなお仕事をされているのかご紹介いただけますでしょうか?
(間)
調達部で、国内の“全体戦略企画”と“人材育成”、
また国内・海外を含めたグループ調達の仕事も兼務しています。
国内の調達業務を集約したことで大きくなった調達機能をどのように変革していくか?という面からの企画と、加えて海外の主要なグループ会社と「調達」という切り口から一緒にどのようなことができるかと話し合いもグローバル調達をテーマに進めています。
(安部)
調達という切り口で、グループ会社とつながっているということでしょうか?
(間)
キリングループ全体で見てみると、
海外と比べて国内は、本来の経営に帰する調達戦略からまだ遠いところにあるように感じています。
長年調達キャリアを積んだ海外の専門人材とグローバル調達の話をしているなかでレベルの差に気が付いたのです。
(安部)
人材育成をご担当されているお立場から、日本国内のバイヤーのみなさんのレベルをあげていくという課題感がおありになるということでしょうか?
(間)
国内調達をグローバル標準にひきあげていくことが、我々の大きな課題だと思います。戦略的視点と人材育成の両面から組織力を強化することが大切であると考えています。
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