NTTコミュニケーションズインタビュー その9 | プロフェッショナル人材育成への取り組みについて

NTTコミュニケーションズ株式会社
小原 琢彦さん(プロキュアメント部 企画部門/第一調達部門 部門長)、
大島 貴史さん(プロキュアメント部 第三調達部門 第二チーム 担当課長)、
岩崎 宏海さん(プロキュアメント部 第二調達部門 第一チーム 主査)、
笠川 由紀さん(プロキュアメント部 第二調達部門 第三チーム)、
事務局:柴田 真紀さん(プロキュアメント部 企画部門 第一チーム)にお話しを伺いました。
(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

聞き手:一般社団法人日本能率協会 経営人材センター ものづくりグループ 森宮千尋

プロフェッショナル人材育成への取り組みについて

森宮
最後に小原さんに、貴社の人材育成の柱であるプロフェッショナル人材育成プログラムの今後について、お考えをお聞かせください。

小原
一つは、本当の意味で調達のプロというか、グローバルでも国内でも通用する実践的な専門性を高めるという目標があります。これは今までと変わりありません。もう一つは、先ほど申しあげた成長の段階を示すマイルストーンがレベル3に到達しますと、社内でプロとして認定することになっています。実は現在のところ、調達分野でプロ認定に該当する人材は出ていません。
大島課長にはぜひマイルストーン3を取ってもらいたいなと(笑)思っています。

調達の重要性を経営的にも理解してもらっていますし、われわれ自身も自負を持って取り組んでいますから、結果的にそのような調達のプロがどんどん生まれてくると思います。それを客観的に認定し評価できるものの一つの指標がCPP資格であり、資格を取得した人材を増やし、彼らに後進をけん引してほしいと思っています。毎回本人には言っているのですけれども(笑)。

森宮
では大島さんに少しずつプレッシャーがかかってきているわけですね。

大島
そうですね(笑)。
私も担当して5年ぐらいになりますが、世の中の調達組織の方というのは、調達一筋で、本当に入社してからずっと担当されて経験豊富で、みたいな感じですけれど、弊社の場合は調達一筋みたいな人はいません。

ではその代わりにどう専門スキルを高めるのか、対外的に説得力を持ちうるのか、というところでCPP資格のスキームをうまく活用させていただいています。個々のスキルアップにもつなげていきたいですし、業務にも実践していくという意味で、本当に部全体を盛り上げて、いい調達活動ができるようにしていきたいなと思っています。

森宮
小原さんのメッセージを受け止めたということですね。

小原
本日一番の成果です(笑)。

森宮
岩崎さん、ご覧になっていかがですか?

岩崎
いいやり取りだなと思いました(笑)。

森宮
そのうちご自身にも矛先が…

岩崎
頑張ります(笑)。

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