NTTコミュニケーションズインタビュー その5 | NTTコミュニケーションズが目指すプロフェッショナル人材育成

NTTコミュニケーションズ株式会社
小原 琢彦さん(プロキュアメント部 企画部門/第一調達部門 部門長)、
大島 貴史さん(プロキュアメント部 第三調達部門 第二チーム 担当課長)、
岩崎 宏海さん(プロキュアメント部 第二調達部門 第一チーム 主査)、
笠川 由紀さん(プロキュアメント部 第二調達部門 第三チーム)、
事務局:柴田 真紀さん(プロキュアメント部 企画部門 第一チーム)にお話しを伺いました。
(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

聞き手:一般社団法人日本能率協会 経営人材センター ものづくりグループ 森宮千尋

NTTコミュニケーションズが目指すプロフェッショナル人材育成

森宮
笠川さんのお話しの中で、「プロフェッショナル人材育成プログラム」の話しが出ました。
ここで、小原さんに再びお話しを伺います。
今、笠川さんのお話しでマイルストーンというワードが出ました。実際にどのようにマイルストーンというものを設定されて、評価軸になっているのか、貴社の人材育成のお取り組みとして、まずは背景から教えていただけますでしょうか。

小原
資料をご覧いただいたほうがいいかもしれません。プロフェッショナル人材育成プログラムという、全社の標準的なプログラムのことを指しています。
私どもがグローバルで勝ち抜いていくために、いかに社員の専門性を高めていくかを考えて作られたプログラムです。
人材育成プログラムの柱の一つなのですが、ピラミッド型の下の方からマイルストーンが1から3まであり、この3段階のレベルで専門性を認定していくプログラムです。

年度初めに本人が、自分のキャリアに合わせてスキルアップ計画を立てて、上長とすり合わせたうえでスキルアップに取り組み、冬にスキル診断を行うというサイクルで取り組んでいます。
そのような1年間のサイクルを通じてPDCAを回していくというような仕組みになっています。

専門分野としてメインカテゴリが9つありまして、その中にサブカテゴリが30あります。社員一人ひとりが、専門分野の背番号を持つような感じになっています。調達もその中のサブカテゴリの一つで、その専門性を認定する基準の一つが、社外資格であるCPP資格ということになります。

森宮
このマイルストーン判定も含め、今説明いただいた人材育成の考え方がよくわかりました。
部門内でも制度そのものが浸透しているのですね。

その上で、CPP資格というものも、一つの要素として組み込まれているということは、結構徹底されていたということなのですね。ありがとうございます。

部内全体の受験対策なども含めてお話しを伺いたいと思います。
受験対策セミナーを皆さま受験されたと伺っております。
近年非常に受験対策セミナーでの合格率が上がってきています。
皆さまお忙しいので時間を買うつもりで受講いただくこともあると思います。

とはいいましても、対策セミナーの受験だけで合格が保証されるわけではありません。対策セミナー以外での受験対策や個人での工夫された点などありましたら教えてください。

まず岩崎さんからお願いいたします。

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