戸田建設・滝沢氏 インタビューその6|社内での勉強法と今後の目標とは?

戸田建設の滝沢さん(建築本部 コスト管理センター 建築購買1部 次長)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

社内での勉強法と今後の目標とは?

横田
貴社にはさっそく7月に3名の方がCPPを受験いただき、見事全員が合格されました。

滝沢
皆、努力してくれました。
私がメールマガジンを発行し、受験のことを忘れないよう注意喚起もしました。また、対策セミナーを受けた人には部内会議で重要な点を発表してもらいました。

横田
勉強会は催しましたか。

滝沢
特にそういうことはやっていません。対策セミナーでどの辺りの説明があったか、試験の内容はどのようなものであったかを部内会議で30分ほど説明してもらう程度です。

横田
風通しよく情報を共有されていたわけですね。合格した方に社内でインセンティブはありますか。

滝沢
それも特にはありません。ただ、会社トップに説明していることを社員に伝えていますので、誰もが会社の方針であると理解しています。
もちろん、意義についても十分情報共有しましたから、建設業としてこれから購買の方向性については十分に問題意識を持っていると考えています。こんなのおかしいと思っていたら、誰も受けに行きませんよ。

横田
今後5年、10年の購買のあり方に関するビジョンづくりはやっていますか。
若手社員を中心にコンサルタントも入り、他社の事例も検討して勉強会やビジョン策定をする企業もときどき見かけます。御社の社風からすると、ぴったりくるように感じました。
そういう事業ビジョンは上からトップダウンで降ろしてくるより、若手が自分たちで作り、これからの会社をどうにかする方が効果的なように思います。

滝沢
それができるといいですよね。今度合格した3人も他の社員と違う意識を得たはずです。今はみんなが本社にいますが、やがて支店へ出ることもあるでしょう。そうするとだんだんと会社全体が変わるかもしれません。

実際はスピード感を持って変わるのが難しいところもあります。変化はゆっくり訪れるという言葉もありますので。でも、少しずつやっていかないと、全然前へ進みません。

横田
CPPのB級に受かった人にはどんなことを期待していますか。

滝沢
A級を狙うよう勧めています。今後は本社から支店への展開も検討しています。まずは本社内に次受ける人がまだ3、4人いますから、その後支店への展開をしていきたい。ぜひ次に続くように受講し、全体のスキルアップに繋げて欲しいと考えています。

横田
本日はありがとうございました。

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