関西電力・白仁田氏・尾崎氏 インタビューその5|CPP受験者の第2段階とは?
関西電力の白仁田康博さん(調達本部 調達改革推進グループ マネジャー)、尾崎雄一さん(調達本部 調達改革推進グループ)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
CPP受験者の第2段階とは?
勝田
そういう危機感とか、そういう課題感が高まっていたのですね。
白仁田
特にメンバーの中でも、尾崎などの若手の世代が、かなり一生懸命勉強してくれました。
他部門から異動で来てもらっているメンバーも、もともと調達の知識が乏しいですから、これを勉強しようと一生懸命やってくれたのと、もう1つは長らく調達の仕事から離れていた人がまた戻って来て、もう1度勉強をし直そうと、資格を取ってくれているのが大きいですね。
調達に長くいる人の中から取った人が意外に少なく、十分に自分の中では知っているつもりでも、やはり読み直してもらうと知らないことがたくさんあるので、すごく刺激を受けて、ますますやらないといけないという気になってきます。
第2段階になる、来年の1月の受験のメンバーが、そういった人たちになってきているように思いますね。
勝田
お2人は7月期に合格されたと思うのですけれど、合格されたあとの周りの変化や、ご自身の変化などがございましたらお願いします。
白仁田
いわゆる自信がついたようなところもあると思いますし、事務局をやっていますので、他のメンバーに言うときにも、ちゃんと資格を取っているので、取ってくださいと言えるのだと思います。
自分たちが取っていなかったら、言いづらいですよね。
勝田
一緒に頑張ろうという事務局としての説得力が増したのですね。
尾崎さんはいかがですか。
尾崎
共通言語ができたと感じます。他の業務中に”CPPのスペンドアナリシスの4象限のようなイメージで”などと言うように資格取得者間での意思疎通がより具体的なイメージをもって出来るようになりました。
勝田
そういう会話があり、勉強して合格されたという経験が、知識の寄りどころになっているのですね。
尾崎
はい。
白仁田
CPPではこのように書いていますと言っていますので、資格を持っているメンバーは、結構、そういう報告会の場合は便利ですね。
勝田
そういう意志の疎通ができるのですね。
尾崎
はい、それはかなり大きなところかと思います。
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