日本信号・小川氏 インタビューその6|知識があることで後の経験から学べる
日本信号の小川千尋さん(ものづくり本部 久喜宮事業所資材部 調達グループ)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
知識があることで後の経験から学べる
森宮
もうすでに後輩に業務を教えているのですね。
小川
というよりは、経験の1つとして、教える機会を頂いているのだと考えています。
森宮
小川さんはサプライヤーの方々と直接お会いする機会をたくさんお持ちだと思います。
われわれはCPP資格を運用していて、CPPのテキストにはすごく完結に原理原則が述べられていますが、サプライヤーの方々との会話などの現場で、何か少し違ってきたとか、業務上のやりとりで何か実感するようなことはありますか。
小川
業務を始めてすぐのときは、本当に何もわからない状態で、言われたことに対して聞いているときは理解しているつもりなのですけれど、自分のなかでちゃんと落とし込めてないという状態だったと思います、
しかし最近はそのようなことも減りました。
これは、1年の経験によるものだけでなく、知識を学べた成果かもしれません。
サプライヤーの方から何か言われたときに、それがテキストに書いてあったことに繋がっている気がすることが、最近では少し増えてきたように思います。
森宮
私どもとしては、受験勉強のように短期集中で暗記してということが一時期はあるにしても、日々の日常の業務で活かしていただきたいということが1番の目的ですので、今後もそういうエピソードが増えていくと非常に嬉しいと思います。
最後に、これからCPPにチャレンジしたいけれど、少し忙しいのでどうしようかと迷っている方も多いと思いますので、そういった方々の背中を押すような一言をCPP合格者として、ぜひコメントしていただけますか。
小川
自分はまだ社会人としての経験も浅いので、アドバイスできるような立場ではないことは重々承知していますが、コメントさせていただきます。
私と同じように初期配属で調達の仕事をするようになった方などは、業務も大変でわからないことも多く、時間を作るのはとても大変だと思いますが、勉強した分はそのあとに生かすことができます。
少なくとも、知識を持っていることで、よりその後の経験から学べることが増えますので、CPPを受けるチャンスがあるのであれば、積極的に受けていただければと思います。
森宮
小川さんは入社してまだ2年ということで、小川さんにしか聞けない若い意見をたくさん聞くことができました。
ありがとうございました。
小川
こちらこそ、ありがとうございました。
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