日立ビルシステム インタビュー4:「CPP勉強会」開催の意義とは?
株式会社日立ビルシステム様に、「CPP資格取得」の背景やご活用についてお伺いしました。
調達本部 調達企画部 調達企画グループ
部長代理 飯森 直洋 様
主任 丸川 貴志 様
主任 成田 拓 様
調達本部 調達二部 購買グループ
主任 熊谷 紗也子 様
(※以降敬称略、所属・役職は2023年11月16日時点)
吉田
御社ではどのような流れでCPP資格取得を後押しされているのでしょうか。
成田
まず調達部門全体からCPP資格の受験希望者を募ります。希望者にはテキストを配布し、もちろん個人でも学習してもらいますが、加えて昨年度は勉強会も開催しました。勉強会は受験経験者にヒアリングした上で練習問題・過去問題集を作り受験者同士が解き合う場です。
吉田
素晴らしいですね。
成田
勉強会で互いに問題を解き合い知識が増えるメリットはもちろんあります。加えて、他者との知識の差、他の人は解けているのに自分は解けていない現実を目の当たりにすることで、良い意味での焦りが生まれたり、自己啓発への動機付けにつながった点が有意義だったと思います。教育施策を考えるうえで、いかに個人の勉強に対するやる気を掻き立てるか、自発的な学習を促すかが重要だと考えています。
吉田
勉強会には講師的な立場の方もおられたのですか?
成田
講師というよりファシリテーターという形で、問題を作り、参加者を指名し、問題についての意見交換を促すなど全体の調整役を置きました。