エアウォーターインタビューその4| 自分で自分をOJTする方法とは?
普段の自分がやっている業務で自分が勉強した知識の、どこのところをやっているのだろう、困ったときは、「CPPにはどんな事例があったかな」と、ちょっと思い出します。
CPPホルダーのエアウォーター 岡豊さん(購買部 購買グループ 係長)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
自分で自分をOJTする方法とは?
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調達部としてCPP資格を取得をすすめていこうとされた際に、みなさん、実際に取組みにどんなことが障壁になりましたか?
岡
障壁と感じる物は特になかったのですが、唯一いえば学習するための時間の捻出がありました。
それぞれのメンバーが責任を持って日々業務をやっていますし、各人各様に家庭の事情もありますので、なかなか時間を取り難い世代でもあると思います。その中で、時間をどうやって確保するのかというのは、課題だったと思います。
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岡さんは、時間をどのように捻出されたのでしょうか?
岡
時間を絞り出したくてもなかなか絞り出せないので、いかに日々の業務の中でCPPを意識するかを心がけています。
「業務」と「学んだこと」を対比させながら、業務を通して復習することで、「理解できている・できていない」「覚えている・いない」といったところを確認しています。
そうしたプロセスの中で思い出せなかったことは、自宅に帰ってから覚えなおすことを繰り返すようにしています。
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ご自身でOJTを体現されたということですね。
調達の役割、期待、戦略などは、ご自身で勉強して、実際の業務の現場では、スタディーガイドの習得度合いを検証された。
岡
そうですね。調達部の使命を果たすために必要な知識なのに、実際の業務で覚えていないところを見つけたら、スタディーガイドで再確認して覚え直すことの繰り返しですね。
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実際にCPP・A級資格を取得しようとすると相当な時間が必要であると思いますが。
岡
電車の中などでも勉強したいですが、朝のラッシュでなかなか難しいですよね。
夜も付き合いがある場合には、あまり時間はとれません。自宅に帰ってから寝るまでとか、休日の時間を活用するしかありませんが、纏まった時間は取れないものです。
そこで、業務中に覚えていないところを確認できれば、僅かな時間は覚えることに集中できると考えた訳です。小さな時間の積み重ねしかありませんから。
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時間を捻出したというのは、皆さん参考になると思います。
岡
今から思えば、普段の自分がやっている業務で、「自分が勉強した知識の、どこのプロセスをやっているのだろう?」とか、困ったときは「CPPにはどんな事例があったかな」と、ちょっと思い出す。
これをするだけで、忘れてしまっていることや、しっかり覚えていることを認識できて、重点的に力を入れるべき領域が見えたんですね。
せっかく覚えたことも使う機会が無いと忘れてしまうので、「また忘れてしまったぞ」と思うことも沢山あります。
そこをコツコツと日々繰り返しで覚えなおすしかないのだと思います。振り返ると、小さな時間を集めたら纏まった時間になるという結果なのですけど、この当たり前な積重ねは、結果ばかりを意識していると、なかなか続かないですのも現実だと思います。
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