水ingインタビューその1| 水インフラの調達業務の役割とは?

水インフラの調達業務は、必ずしも安価であれば良いということではありません。

水ingの 江川真一郎さん(調達統括 上下水調達室 室長・技術士(上下水道部門))、土肥郁恵さん(調達統括 上下水調達室 上下水調達第二グループ 副参事)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

水インフラの調達業務の役割とは?

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  水ing 土肥郁恵さん・江川真一郎さん

ーーお二人の現在のお立場とお役割についてお聞かせください。

江川
我々が所属している調達統括は、主に国内案件に関わる調達が対象になります。
その他に調達部門としては、海外案件を行う海外事業部の調達部門と、水処理機能薬品を取扱う薬品調達部門があります。

私は国内案件の内、主に上水道事業、下水道事業における調達業務のとりまとめをしています。

土肥
私はその中で、主に下水道事業における調達業務を行っています。
内容は、下水処理場に使用する機械や装置・製作品、メンテナンス業務、オペレーション業務に関わる調達業務になります。

ーーインフラに多く携わると思うのですが、課題はどのような内容になるのでしょうか?

土肥
水インフラは生命に直結するものなので、安全・安心な製品の提供と災害時でも止まることが無いよう、迅速な対応をすることが大切な課題だと思っています。

江川
お客様が公共団体関係であることが多いこともあり、法令遵守は大きな課題です。また書類や検査のチェックはかなり厳しく、必ずしも安価であれば良いということではありません。

そのため、お客様への提出書類作成や検査に対応できるサプライヤーさんとの協働が必要となる場合もあり、その面では少し特殊だと思います。
もちろん民間の仕事もありますが、主たる事業は公共事業になります。

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