新任バイヤー早期戦力化セミナー

※2013年度より1日集中コースにリニューアルいたしました。

本セミナーのポイント

調達部門は会社を代表し、重い権限を受託されて取引先との業務に当たります。
したがって、「新人だから・新任だから・・・」という言い訳は、社内・社外に対して通用しません。
本セミナーは、新人社員や他部署から異動してきた担当者・部課長を対象に、「少なくともこれだけは承知して業務にあたるべきだ」という、調達に関る基礎知識を解説します。

この様な方にオススメ

・新入社員、他部門から異動してきた新任の部課長・担当者
・バイヤーとして早期の戦力化を目指す方
・ＯＪＴはあるものの、調達業務のポイントを体系的に理解したい方
・更なる業務の品質を向上させたい方
・今さら人に聞けないことなどを復習したい方
・社内の先入観にとらわれない視点で業務を遂行し、いち早く調達の戦力となりたい方

受講者の皆さんへ

「受講の事前準備」は、セミナーの効果を高める上で重要です。上司の協力を得て確認の上受講して下さい。
「見積書」は、ご自身が使用されているもの、もしくは内容説明が出来るものに限ります。

受講の事前準備

【ご持参頂きたいもの】
１．基本契約書、その他調達部門が凍結している主な契約書。（セミナー目次２参照）
２．受講者が使用している見積書（数値の入っているものが好ましい）。
　　必要に応じて個別アドバイスします。セミナー会場で開示する事はありません。

【事前に確認して頂きたい事】
１．下請法社内研修を実施しているか否か。
２．下請事業者リストがあるか否か。
３．取引先の決算書を入手しているか否か。
４．受入検査の委任、EDI（電子商取引）、委託倉庫（コック倉庫）を実施しているか否か。

※上司の皆さんへお願い
受講生へ「宿題」を出すことがあります。上司の皆さんには受講後のフォローを３０分程度、お願い致します。

プログラム　10:00～17:00

１　早期戦力化のために
（1）調達業務の専門性とは
（2）バイヤーはコーディネーター
（3）調達倫理

２　契約書
（1）基本契約書
（2）品質保証契約書
（3）EDI契約書
（4）JIT契約書
（5）預託倉庫契約書
（6）理解度確認チェック

３　下請法
（1）下請法の適用条件
（2）独禁法と下請二法
（3）下請法の運用状況
（4）トンネル会社の規制
（5）４つの義務と１１の禁止事項
（6）実務上留意点（公取委資料より）
（7）理解度確認チェック

４　決算書の書き方
（1）決算書を読む必要性
（2）B/S、P/Lと５つの指標
（3）キャッシュフロー計算書
（4）倒産アラーム分析
（5）理解度確認・分析演習

５　見積書の査定
（1）見積明細の重要性
（2）コスト分析の目的
（3）コスト構成要素
（4）材料費査定のチェックポイント
（5）加工費査定のチェックポイント
（6）管理費・利益査定のチェックポイント
（7）理解度確認・計算演習

付録：オフィスの窓

※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。

講師

神谷　幹雄　　
神谷生産研究所　所長

対象

調達部門に新規配属となった方（役職は問いません）

会期・会場

開催日	開催時間	開催地
2015年5月15日(金)	10:00～17:00	東京
2015年7月14日(火)	10:00～17:00	東京
2015年10月23日(金)	10:00～17:00	東京
2016年2月5日(金)	10:00～17:00	東京
2015年6月9日(火)	10:00～17:00	大阪
2015年11月12日(木)	10:00～17:00	大阪
2015年9月15日(火)	09:45～17:00	名古屋