CPP事務局:米国サプライマネジメント協会年次総会に参加の巻①
CPP事務局の勝田です。
去る5月に米国インディアナポリスで開催されたISM(サプライチェーンの資格団体)のカンファレンスに参加してまいりました。
見たこと、感じたこと(小出しで)facebook上で共有させていただきます。
まず最初は、サプライチェーン工程を可視化(データ化)し、供給リスクの事前予測やサステナビリティーをウォッチする機能を持つThe Sustainability Consortium です。
https://www.sustainabilityconsortium.org/
ウォルマートで扱う商品を100項目に分類し、それぞれの商品(衣類、紙製品、食品、プラスティック製品etc…)が生産地から店頭に並ぶまでのプロセスを徹底的にトレースしています。このプロセスを加盟企業(約100社)と共有し、サプライマネジメントに役立てるという壮大な試みです。
科学的根拠の証明とステークホルダーとの情報共有をデータ化・可視化を通して徹底しています。加盟企業100社はこのコンソーシアムの活動を支援するとともに、、自社商品の適切なプロセスを担保し、商業活動に役立てることができるというビジネスサイクルです。
このようなダイナミックな仕組みを企業・大学・IT企業間でさくさく構築していく感じがいいですね。