アサヒビールインタビューその5|部門共通の考え方を浸透させるには?

CPPホルダーのアサヒビール 門倉泰昭さん(研究生産本部 調達部 部長)、黒川哲平さん(研究生産本部 調達部 原料グループ 副課長)を訪問しました。
日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略)

部門共通の考え方を浸透させるには?

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(安部)
門倉さんは、CPP・A級資格取得者です。
A級の内容はマネジメント層の高い視点からの受験を想定していますが、B級資格をお持ちの実務担当の方々が、A級を取得するメリットはありますでしょうか?

(門倉)
はい。
実際にB級資格取得者は、その次の年はA級資格を取得しています。

今年7月期の試験で、あらたに2人がB級資格に合格しましたが、それ以外のメンバーはすでに全員がA級資格まで取得しています。

調達企画業務の専任担当はまだいないのですが、かなり企画業務に近いことをやっている者もいます。

開発購買とかサプライヤーのマネジメント的なことを担当している者がいて、そういう人達がそれぞれ担当者に仕事のお願いをしていくわけです。

その時に、全員がCPPをもとに「開発購買はどういう考え方か」というのを、知っていますと、仕事を依頼するときでも話が通じやすいです。

例えば、黒川は自分の担当するカテゴリーで開発購買に近い上流工程への働きかけをやっています。

その働きかけにおいて、会社として、部としての取り組みに対して、自分の位置づけがわかりやすいと思います。

(安部)
CPP資格を取得された方が12名いらして、CPP資格を持っていない人達との
一体感、共通意識についてはどのようにお感じでしょうか?

(門倉)
すでにCPP資格保持者がマジョリティーになっています。
ですからCPPの考え方と、部門の考え方とはかなり近くなっています。
当然、CPP資格を持っていない人、受験していない人にも理解していただいています。
私はマネージャーの立場で、面談の時に粘り強く受験を推奨しています。
一人ずつ納得していってもらおうと思っています。

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