アサヒグループホールディングスインタビューその4|CPP資格取得へ向けグループ全体のモチベーションを上げる方法とは
アサヒグループホールディングス株式会社
﨑田 薫さん(執行役員 調達部門 ゼネラルマネージャー グローバル調達戦略推進センター長)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
CPP資格取得へ向けグループ全体のモチベーションを上げる方法とは
綿貫
グループ会社が集まる調達会議の場ではCPP資格についてどのように公表しているのでしょうか。
﨑田
基本は今までの取得率を大きく伸ばした会社の状況をチャートにして見せます。人の入れ替えなどがありますが、大体6割から7割の人が資格を取得する状況になっています。
ただ、座学や資格の取得は仕事をやるうえでの前提条件のようなものです。OJTが非常に重要なわけで、その辺をどうしていくのかが課題になってきています。
そこで、今は年に1回、責任者が部下のスキルを評価し、高いスキルを身に着けて成果を上げている社員に対し、次のステージを示してあげられるような、場づくりを心掛けています。
CPPと直接の関係はありませんが、スキル表のようなものを作成し、スキルを評価しなければならないのです。
綿貫
テキストのスキルスタンダードを活用されましたか。
﨑田
ええ、参考にさせてもらいました。切り口や共通言語化は既にできているので、CPPをひと通りやったあとでスキル評価と絡めれば非常に分かりやすくなり、グループ各社のリーダーが理解した上で、各社での運用がしやすい状況を生んでいると思います。
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