日本エアフィルターインタビューその7|目指していく指標とは?
日本エアフィルターの土屋俊貴さん(資材購買部 資材購買課 課長)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
目指していく指標とは?
森宮
どうしてもテキストは、普遍性と原理原則を外すわけにはいかないので、実際とは違う部分も多く出てきます。
とても実感を伴うお話を聞かせていただきました。
ありがとうございます。
原理原則と普遍性は、あくまで教材の1つですね。
では、ご要望や改善点、今ひとつ納得できない点などがあればお願いします。
土屋
誤解を恐れずに言うと、違和感を覚えるということはないというのが結論ですね。
それは、CPPのテキストが基本的に世の中に起きていることを集約しているのだろうと認識しているのが1つと、世間一般の事例をテキストにしたときと、自社での実際に起きたことをテキストにしたときというのは、やはりどうしてもそこで乖離してしまう部門があります。
その差が生じる部分を私は感じているだけであって、違和感は特に持ってはいません。
むしろ、そこを目指していくという指標にしたいと、われわれ、特に私自身はそう感じています。
森宮
A級ホルダーとして実績を積まれていますが、何かこういった場、こういった教材、こういったケーススタディがあったらいいなど、実践の中で必要とされるものはありますか。
土屋
やはり各会社によって、世間一般的に考えられていることと、実際に自分たちの上に起きていることは違いがあるとは思うのですよ。
ですから、事例集のようなものがあるといいと思います。
欲を言うと、そこを理解している人だけでも管理できるようなものがあると、非常に助かるなあというのは感じますね。
やはりどうしても、世間一般的なものと、実際に自社で起きていることはレベルが違うので、自分たちの環境と似た環境の人たちに起きていることがわかると、非常に参考になるかと感じています。
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