関西電力・浜田氏 川口氏 インタビューその5|CPPで学んだことを広める「友の会」とは?
関西電力の浜田誠一郎さん(調達本部 調達改革推進グループ チーフマネジャー)、川口恒平さん(調達本部 流通・一般機器調達グループ)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
CPPで学んだことを広める「友の会」とは?
勝田
お2人とも合格し、CPPで学んだことを周りに広める活動をしているわけですが、浜田さんから活動の部分をお話しいただけますか。
浜田
CPPは私自身の仕事には本当に役立っていますし、これを広めれば会社や部門のためになると思いました。
合格した後はテンションが上がって「広めるぞ」みたいな感じになって、川口に一緒にやろうと声をかけました。
まず部門長の了解を取ってガイドブックを買い、受験希望者を集めた「友の会」を立ち上げたのが4月です。
7月の受験は無理強いせず、翌年1月でも良いので、その人のペースに合わせて勉強してもらうことにしました。
勝田
やはり受かった人でないと分からないこともあり、良い旗振り役になってくれていますね。
浜田
私は他部門出身で管理職でもあるので、やりやすかったのでしょう。
川口
私は調達部門に長くいて、経験則がかなり強い部門だと感じています。その中で調達を客観的、体系的に学ぶことの必要性を一担当者が強調しても、ここまで広がらなかったと思います。そういう意味ではとても助かりました。
浜田
本来の業務もあるのに、負担をかけました。
川口
いえ、面白かったです。
この活動で、委託、請負工事、火力など他の契約グループとの接点も生まれました。グループによってサプライヤーも異なり、通常であれば仕事の接点もあまりないのですが、個人的なつながりが生まれたのです。
今回の勉強が共通言語の役割を果たしてくれたといえるでしょう。
他のグループでどんなことをしているのか、気にしている人もいますので、そういう人には有意義な情報だったようです。
勝田
今のお話は「友の会」のことですよね。
CPPの資格取得を通じた調達本部のスキルアップとその結果としての組織力向上に向けた活動だと聞きます。
お2人が「友の会」を立ち上げ、そのエンジンになって活動を広げていったということでよろしいですか。
浜田
そうですね、はい。
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