キヤノンマーケティングジャパン・男乕氏 インタビューその4|CPPを活用した3つの効果とは?
キヤノンマーケティングジャパンの男乕智さん(調達本部 調達部 調達第二課 課長)にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
CPPを活用した3つの効果とは?
勝田
CPPを導入するお客様には、ご自身のスキルを証明するというのと、社内の共通言語としてCPPに出てくる用語を認知させたいというところが多いようです。
例えば、製造業の方だと、製造部門と購買部門で同じことを指す言葉なのに、言い方が全然違ってかみ合わないことがよくあるそうです。
CPPを活用して言葉の標準化を進めれば、そういった悩みが解消されることになります。
社内のコミュニケーションも恐らく、円滑になり、メリットが出てくるのではなかろうかと思います。
男乕
私が在籍している調達本部は、国内調達部門と国際調達部門、またそれらをサポートするアドミニストレーショングループ(企画・管理統制)により構成されています。
製造部門ほどではないかもしれませんが、いくつかの業務領域が存在します。
したがって、お話に出てきたような共通言語で会話することは、業務基盤の標準化にとり有用なことであると思います。
勝田
これからCPPに取り組まれる方がいらっしゃると思います。
その方々へメッセージや激励をお願いします。
男乕
先ずは社内に対してですが、社内で調達のステータスを上げることが必要であると感じています。
ステータスを上げることができるメンバーが1人でも多く輩出されることを期待しています。
そのためにも、CPP試験を目標の1つに据え、トライしてほしいと思います。
正直に言えば、例え落ちたとしても勉強したことは確実に身に付きます。
今回、私も1度試験に落ちてそれが分かりました。
諦めずにトライを続けてほしいと思います。
勝田
社外の方に対してはいかがでしょうか。
男乕
そこはちょっとやめておきます(笑)。
そんなことを言えるような立場ではありません。
森宮
受験を検討しているが、キツそうだと感じながら、インタビューを読んでいる以前のご自身に対してなら、どうでしょう(笑)。
男乕
最近、他社の調達担当の方との情報交換を行っていますが、皆さん同様の苦労をされていると思いました。
本体だけでなく、グループ会社全体に調達を広げようとするなど、様々な努力をしているようです。
CPPのインタビューを読むだけでもそのことに気付くことができます。
それだけで1度受けてみようという気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。
まずはホームページをのぞいてみるなどして、本当に苦労している仲間があちこちにいることを知ってほしいですね。
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