和光堂インタビューその4|調達の社内理解をおしすすめるリーダーシップとは?
「調達購買とは?」「CPPとは?」ということを機会あるごとに社内に伝え続けていきました。
CPPホルダーの和光堂 購買部 次長 西出竜樹さんにお話を伺いました。
日本能率協会の小宮太郎がインタビューします。
(以下敬称略、※会社名、所属、お役職はインタビュー当時) ※現在はアサヒグループ食品㈱ 調達部
調達の社内理解をおしすすめるリーダーシップとは?
小宮
CPP資格制度をお会社の中で展開をしていくというときに、何か障壁になった物はありますか?
西出
CPPという資格試験制度や調達購買という業務を、原材料の業務に携わっている人間しか理解していなかったことですね。
社内の違う部門の人達に、調達購買とはどういう業務なのかを伝えないといけない、理解してもらう必要性があるということです。
それが、1つの壁になっていたところだと思います。
もちろんこれは経営に対してもいえます。
CPP資格制度というのはどういう物なのか、調達購買がどういう業務なのか、お互いに考え方を共有するために、社内周知していく必要があるということが1つの壁になっているのかなと考えていました。
そこを「どう伝えていけるか」が大事だと考えていました。
小宮
粘り強く説得されたのでしょうか?
西出
そうです。
「調達購買とは?」「CPPとは?」ということを機会あるごとに社内に伝え続けていきました。
その結果として「調達購買が会社組織にとっても、会社経営にとっても重要である」ということを、社内であらためて理解していただきました。
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