三菱重工業インタビューその5|調達の共通言語のメリットとは?
物流等々の言葉は共通言語が成り立っているのですが、それ以外の領域でも、CPPが広まればコミュニケーションが円滑になるのではないかと思います。
三菱重工業の磯 貴博さん(交通・輸送ドメイン 交通・輸送調達部 車両・空制調達課 主任)にお話を伺いました。日本能率協会の安部武一郎がインタビューします。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
調達の共通言語のメリットとは?
安部
調達部門において、もっと多くの方がCPPの知識を持っていただいたら、きっと今よりも強い調達組織になっていただけると信じているのですが、今後社内にたいする期待はございますか?
磯
他の方のインタビューにもありましたが、いわゆる共通言語としてガイドを活用できるのが一番良いのかなと思っています。
ある程度、物流等々の言葉は共通言語が成り立っているのですが、それ以外の領域でも、CPPが広まれば、コミュニケーションが円滑になるのではないかと思います。
安部
大変幅広い製品を、おつくりになっており、拠点も多くありますが、共通の知識や言語を持つ効果はありますでしょうか?
磯
あると思いますね。我々も「ONE調達」という名のもとで、システムの共通化やプロセスの共通化等を図っている最中です。このCCPガイドも必要性はありますし、幅広い社員が使える教材だと思います。
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